疾患詳細

鼻炎・反復性感冒(繰り返す風邪)

鼻炎は鼻の対症療法だけでは、繰り返す風邪は症状を抑えるだけでは不十分です

  • 透明な鼻水・くしゃみ
  • ひどい鼻づまり
  • 風邪の後の長引く咳
  • 咽頭痛・痰
  • 過労後の再発
自分の鼻・風邪のパターンを確認する

SUMMARY

診療案内をひと目で見る

透明な鼻水とくしゃみ、ひどい鼻づまり、風邪の後に長く残る咳や痰は、外見上似ていても治療の方向性が異なります。
ソイアン韓医院は、鼻炎の冷え・熱感と体質、風邪の進行段階と残存する余熱・痰、消化力と回復力を鑑別し、漢方薬・鍼・薬鍼で最後までしっかり治し切ります。

DETAIL GUIDE

鼻炎と繰り返す風邪をこのように鑑別して治療します

アレルギー性鼻炎と風邪の後に残る症状をまず鑑別します

鼻炎は季節やハウスダスト・ダニなどの刺激に反復して反応することが多く、風邪(感冒)は咽頭痛・悪寒倦怠感・熱感とともに始まって一定の経過をたどります。しかし実際の患者さんでは、この2つの問題が重複していることがよくあります。

  • 冷たい風に当たると透明な鼻水やくしゃみが急に噴き出すか
  • 鼻粘膜が腫れて顔に熱がこもり、ひどい鼻づまりが生じるか
  • 風邪の後に長引く咳・痰・喉の乾燥や疲労感がずっと残っているか
  • 夜間や早朝に鼻づまりや咳が悪化して睡眠が妨げられるか
  • 消化機能が低下したり過労した後に鼻や喉の症状がぶり返すか

風邪が治ったように見えて数日後に再び鼻水や咳が始まった場合、毎回新たな感染症にかかったとだけ捉えることはしません。先行した風邪の余熱や痰飲が十分に排泄・解消されていないか、回復しきる前に活動量や食事の負担が増えて症状がぶり返していないかを総合的に観察します。

同じ鼻炎や風邪でも体質や冷え・熱感によって処方が異なります

透明でサラサラした鼻水と冷えが中心の人、鼻粘膜が腫れて熱感と粘り気のある分泌物がひどい人、肺や脾胃(消化器)が弱く風邪の後の回復が遅い人に、同じ漢方薬を使うことはありません。

ソイアン韓医院は、体型や顔色、寒暖に対する反応、発汗・睡眠・消化・便通・疲労を総合的に観察して体質を推測します。さらに鼻や喉の熱感、分泌物の色や粘度、咳が悪化する時間帯、鍼や漢方薬に対する実際の治療反応を確認して処方をきめ細かく調整します。

繰り返す風邪に対しては、単に免疫力を高める補薬(滋養強壮薬)だけを使うことはしません。肺の経絡に残る余熱と痰飲が主因なのか、喉や気管支が乾燥して過敏になっているのか、脾胃の弱りによって回復が遅れているのかを鑑別し、現在の病勢を完全に収束させる処方を選択します。

漢方薬を中心に鍼・薬鍼を併用して症状を迅速に収束させます

鼻炎や繰り返す風邪は、漢方薬の役割が特に重要な疾患です。漢方薬は鼻水や咳を単に止めるだけでなく、鼻粘膜の過敏性、肺や気管支に残る余熱と痰飲、消化力や体力の低下を体質に合わせて総合的に治療します。

鍼治療は鼻の周囲だけでなく頭・首・手足の経穴(ツボ)を活用して、鼻づまりやくしゃみ、喉の不快感や咳を調節します。風邪の初期にも悪寒・悪寒戦慄・咽頭痛・咳の進行段階に合わせて舎岩(サアム)鍼法を積極的に適用します。

薬鍼は、鼻や咽頭周囲の緊張や浮腫、咳や喉の不快感が集中している場合に選択します。漢方薬で通院していない時間帯の回復を維持し、鍼・薬鍼で現在最もつらい症状を迅速に鎮静させるよう治療を構成します。

鼻炎薬や解熱鎮痛薬を服用中でも治療を開始できます

抗ヒスタミン薬やステロイド点鼻薬は、アレルギー性鼻炎の症状をコントロールする標準治療として使用できます。症状が激しい時期に既存の西洋薬を使用していても韓方治療を併行して開始でき、鼻が快適な時間が増え再発頻度が減少するかを見極めながら治療方針を調整します。(AAAAI)

一般的な風邪の大部分はウイルス性であるため、抗生物質は治療薬になりません。細菌性咽頭炎や肺炎など抗生物質が必要な病態は明確に鑑別しつつ、必要のない風邪に抗生物質を漫然と繰り返さないようにします。(CDC)

解熱鎮痛薬や風邪薬を服用して表向きは治ったように見えても、長引く咳・痰・鼻づまり・疲労感が残っている場合は、そのまま漫然と様子を見るべきではありません。現在体内に残る余熱や痰飲、乾燥と回復力の低下を確認し、漢方薬と鍼・薬鍼でしっかりと治し切ります。

治療経過は鼻が通った瞬間だけでなく再発パターンによって判断します

治療直後に鼻が一時的にスッキリしただけで十分とは見なしません。

  • 朝のくしゃみや鼻水の回数が減っているか
  • 口呼吸をせず鼻で楽に呼吸して眠れる時間が増えているか
  • 鼻づまりのために夜間に目を覚ましたり寝返りを打つことが減っているか
  • 風邪を引いても咳や疲労感が長引かずに回復するか
  • 季節の変わり目や過労後に症状がぶり返す間隔が長くなっているか

鼻炎は体質に合った処方で鼻の過敏反応を鎮め、繰り返す風邪は残存する症状を最後まで収束させてこそ治療が安定します。症状が落ち着いている時期にも消化・睡眠・体力と呼吸器の回復状態を維持し、再発の条件を最小限に抑えます。

CONSULTATION

現在の状態を一緒に確認しましょう

鼻炎や風邪が繰り返されるなら、鼻や喉先だけを見るのではなく、体質、冷え・熱感、肺・脾胃の回復状態を総合的に治療しなければなりません。

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